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叫び2
by:Gーko
3
「ところでさぁ〜お前何かりてきたんだよ」和紀が興味津々に目を輝かせながら聞いた。
「これ?ほいっ!」
恭一は和紀にそっと投げ渡した。
…「本当にある恐怖の心霊スポット」
…これやばくね!真司は小さな声で言った。小さな声で言ったというよりビビって小さな声しかでなかったという表現のほうが正しい。
マジで真司はホラー物が苦手なのである。
それを知らない和紀は呆気なく「見よぉぜ!見よぉぜ!」と答えた。
真司の表現に感づいたのか恭一は「真司もしかして怖いと〜?」と人を小馬鹿にしたような笑いも交え質問した。
真司にも多少のプライドはある。「怖くねぇし」少しばかし強がり答えた。自分でも顔が引き攣るのがわかる。しかし、必死にこらえた。
よし!「じゃつけるか」二人の話の間に割り込み和紀がDVDを手にとった。
「電気を消して…窓は閉める…そして携帯とか電源きっておけよ」それなりの雰囲気を和紀が作り始めた。
じゃつけるぞ!
ジィー…誰もいない薄暗いトンネルに菊の花が咲き乱れる。薄暗いトンネルには対照的な菊の花が異様に美しく見える…トンネルの壁には誰も整備していないせいかコケと藻が入り乱れ薄緑に見える…そしてこのトンネルは……。
1分も始まらない内にこの類いのナレーションがはいった。
やはりダメだ。真司の左手は細かく震えていた。ただし毛布を被っていたお陰で恭一と和紀にはきずかれていない。
ナレーションとは別に和紀が真剣な眼差しで口を開いた。
「…あのさぁ〜心霊スポットのDVDとかって結構危ないらしいよ…本当に霊がこっちにくるんだって」
この話を聞いたとたんに今すぐにでもこの部屋から逃げ出したいという思いがグルグルと頭の中を歯車のように駆け巡った。
窓際から微かに聞こえてくる雨の音がより一層恐怖心をました…。
ジャンル:
ホラー
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